フリーハンドブラシツール

toolfreehandbrush

Krita が起動したときに選択されている既定のツールで、おそらく最も使用する頻度が高いものでしょう。

フリーハンドブラシツールは直線ツールのような制約なくペイントレイヤーに描けるツールです。ブラシの見た目を変えるタブレット入力設定としては最も良い使い方です。ブラシを変えるには、ブラシプリセットドッカーを使用します。

ホットキーとスティッキーキー

フリーハンドブラシツールのホットキーは B です。

  • ここで他に呼び出せるものは''スポイト''です(通常 Ctrl キーで呼び出します)。Ctrl キーで"スポイト"ツールに切り替え、右、左クリックでそれぞれ背景色と描画色を取ります。Ctrl キーを離すとフリーハンドブラシツールに戻ります。

  • 次の設定は"サイズ"です(通常 Shift キーで呼び出します)。Shift を押して外側にドラッグすることでブラシサイズを上げます。内側にすると下げます。

  • また V キーを押すことで直線ツールになります。

設定 ‣ Krita の設定を変更... ‣ ショートカット からホットキーを編集できます。スティッキーキーは 設定 ‣ Krita の設定を変更... ‣ キャンバス入力の設定 から編集します。

ツールのオプション

手振れ補正

手振れ補正、またはプログラムによりスムーズ化やスタビライズとして知られ、ストロークの補正をすることができます。手が震える人や、長い線を描く際に便利です。

次のオプションが選べます:

なし

タブレットの入力が直接画面に変換されます。これが最も早いオプションで、細部を描く際に良いです。

基本

Wacom Graphire 3と言った古いタブレットの入力をスムーズにします。もしスムーズ化なしで線画がガタガタになるときに、このオプションを使うと少し良くなります。

重み付け:

このオプションは次のパラメーターを使ってスムーズ化を強くしたり弱くしたりできます:

遅延

最初の点が描かれる前にブラシが動かないといけない距離です。(文字どおり最初の点が描かれる前にタブレットが受け取るイベントの数です。)

はらいの長さ

マウス左ボタン/またはスタイラスペンが持ち上げられた跡にそのカーソルの場所まで描こうとするかを操作できます。今のところ常に直線になるので、使用する場合は注意してください。

筆圧の変化を滑らかにする

筆圧入力もスムーズ化するようになり、例えばサイズもより平均的になります。

表示倍率に合わせる

ズームレベルに合わせて各数値を調整するようになります。

スタビライザー

このオプションはタブレットからのすべての入力を平均化します。重み付けが常に線を最後まで描くという点では異なります。カーソルの周りに円が現れ描いている間はカーソルより少し後ろに線が引かれます。

遅延

これは手振れ補正の強さです。

遅延

カーソル周りにあるデッドゾーンの切り替えやそのサイズを変更します。よりシャープな角を作る際に使用できます。

最後まで描画

線を最後まで描くようにします。

各センサーからの数値を安定化

筆圧の変化を滑らかにする によく似ていて、入力(筆圧、速度、回転)をよりスムーズにします。

表示倍率に合わせる

ズームレベルに合わせて各数値を調整するようになります。

補助線にスナップ

これをオンにすると 補助線ツール にスナップするようになります。Ctrl + Shift + L のホットキーで切り替えができます。詳しい情報は お絵描きアシスト を見てください。

スライダーでスナップする量を決めることができ、1000で完全にスナップ、0で何もスナップしなくなります。キャンバス上に2つ以上の補助線がある場合、1つの補助線にのみスナップ で同時に他の補助線にスナップしなくなり、わずらわしさがなくなります。チェックを外すとそれらの補助線にもスナップするようになります。

You may not always want erasers to snap, especially when using assistants liberally during the sketching process. Snap Eraser will allow you to turn off snapping for brushes with the blending mode Erase.