高速プレビュー¶
高速プレビュー(以前は LOD ストロークの開発名で知られていました)は2015年に Kickstarter で資金調達された Krita を速度向上させる特別な仕組みです。Krita は大きな画像を描こうとするととても大きなデータ量のために遅くなってしまいます。高速プレビューはキャンバスの小さい複製を扱い、そこに描かれたものから計算して Krita は後ろに本物のストロークを描きます。つまりもし4Kスクリーンに4K画像をズーム100%で作業していたなら、何の速度向上もありません。
高速プレビューを有効化する¶
警告
高速プレビューは最低でも OpenGL 3.0 サポートが必要です。なのでもし 高品質 がなければ、高速プレビューも使用することができません。
のところに高速プレビューは二つの場所で有効化できます: 表示メニュー(Shift + L ショートカット)と、paintOp 既定の設定に依ることです。これは描く処理により高速プレビューも異なる制限が与えられるためです。
例えば、混色ブラシのオーバーレイはブラシの高速プレビューを無効化しますし、サイズに'減衰'センサーを使うのも同様です。
また自動描点間隔、サイズにファジーセンサー、ブラシ形状に密度を使うことやテクスチャ paintOp の使用はすべてストロークを確定するのがより難しくなり、ストロークを描き終わると'飛び出る'ような感触になります。
ブラシ設定をみると、高速プレビューチェックボックスの後ろに*があります。ここにマウスポインタを乗せると高速プレビューに影響するオプションのリストが現れます。
バージョン 4.0 で追加: このポップアップを するとスライダーが現れ、高速プレビューが有効化されるサイズのしきい値を決めることができ、既定では 100px です。小さいサイズでの作業に最適化されているブラシに有用です。
高速プレビューで有利になるツール¶
次のツールは高速プレビューを使用することがメリットになります:
フリーハンドブラシツール
形状ツール
移動ツール
フィルタ
アニメーション