Linux コマンドライン

As a native Linux program, Krita allows you to do operations on images without opening the program when using the Terminal. This option was disabled on Windows and macOS, but with 3.3 it is enabled for them!

これは例えば KRA ファイルを PNG に大量に変換するような、bash やシェルスクリプトで主に使われています。

エクスポート

ターミナルを使ってファイルを素早く変換できます:

krita importfilename --export --export-filename exportfilename

importfilename

処理に使うファイルのファイル名に置き換えてください。

--export

エクスポートオプションで選択されたファイルをエクスポートします。

--export-filename <filename>

Export filename は次に続くファイル名がエクスポート先であることを示しています。

exportfilename

出力ファイルをこの名前にします。ファイル形式を変えるには違う拡張機能を使用します。

例:

krita file.png --export --export-filename final.jpg

この行は file.png ファイルを file.jpg として保存します。

--export-sequence

バージョン 4.2 で追加.

指定された名前にアニメーションをエクスポートして終了します。

KRA ファイルにアニメーションが含まれていなければ、コマンドは "This file has no animation." (ファイルにアニメーションがありません) エラーを出力して何もしません。

krita --export-sequence --export-filename file.png test.kra

この行は test.kra のアニメーションを、--export-filename の値 (file.png) を使い、指定されたシーケンスファイル形式('png')のフレームに接頭辞('file')を付けます。

PDF エクスポート

PDF エクスポートはちょっと違って、--export-pdf オプションを使います。

krita file.png --export-pdf --export-filename final.pdf

このオプションは file.png を PDF ファイルとしてエクスポートします。

警告

出力が正しくなかったため3.1から削除されました。

カスタム画面解像度で開く

--dpi <dpiX,dpiY>

This legacy option does not do anything anymore.

テンプレートを開く

Krita を開いて自動で指定されたテンプレートを読み込みます。これは例えば、特定のテンプレートを開く Krita のショートカットを作り、すぐに作業に取り掛かることができます!

krita --template templatename.desktop

--template templatename.desktop

テンプレートオプションを選択します。

すべてのテンプレートは .desktop 拡張の形で保存されています。テンプレートは .local/share/krita/template か Krita のインストールフォルダ内にあります。

krita --template BD-EuroTemplate.desktop

Krita で European BD comic テンプレートを開きます。

krita --template BD-EuroTemplate.desktop BD-EuroTemplate.desktop

European BD テンプレートを2回、分けたドキュメントに開きます。

スタートアップ

バージョン 3.3 で追加:

--nosplash

スプラッシュスクリーンを表示せずに Krita を開始します。

--canvasonly

キャンバスのみで Krita を開始します。

--fullscreen

フルスクリーンモードで Krita を開始します。

--workspace Workspace

指定されたワークスペースで Krita を開始します。なので例えば...

krita --workspace Animation

Krita をアニメーションワークスペースで開始します。

--file-layer <filename>

filename をファイルレイヤーとして追加した状態で Krita を開始します。new-image 引数をつかって新しいファイルを作成するか既にあるファイルを開く必要があることに留意してください。

例:

krita file.kra --file-layer image.png

krita --new-image RGBA,U8,1000,1000 --file-layer image.jpg

Krita のインスタンスが既に実行中で複数 インスタンス が無効である場合、このオプションだけで起動中の Krita ドキュメントにファイルレイヤーを追加することができます。

例: krita --file-layer image.png