リソース管理

リソースはブラシプリセットやパターンといった、接続可能なデータのかたまりです。Krita には多くのリソースがありまた2.9から良いリソース管理が出来るようになり、すべてのリソースを一緒にまとめてアーティストが簡単に共有できるようになりました。

バンドル

2.9 から Krita は''バンドル''と呼ばれるリソース管理のための新しいファイル形式を用意し、バンドルはすべてのリソースをまとめて圧縮したファイルです。

タグ

また Krita にはしっかりしたタグの仕組みがあり描いている最中に直接リソースを管理することができます。すべての Krita リソースはタグ付けができ、これらタグはリソースマネージャーや、ブラシプリセットドッカーやパターンドッカーといったそれぞれのドッカーで追加することができます。またドッカーのプラスアイコンに mouseleft することでタグ名を追加することができ、さらにタグ名を変更したり削除することもできます。

../_images/Tags-krita.png
  • リソースには一つ以上のタグを付することができます。例えば、お気に入りの Ink Pen を変えたブラシプリセットにタグを付けて線画、塗り、コミックとお気に入りのブラシグループに表示させることができます。

  • ブラシ設定エディタの"定義済み"タブにあるブラシもまた利便性のためにタグ付けしてグループにすることができます。

フィルタ

いくつかのドッカー、例えば下に示すブラシプリセットドッカーには、検索バーで検索するような素晴らしい機能を持つ、リソースフィルタを持つことができます。

../_images/Brushpreset-filters.png

ブラシ名やタグ名を入力し、引き出したいブラシプリセットの一覧を素早く出すことができます。ドロップダウンからタグを選択した上で他のタグからのブラシプリセットも含めたいときは次のようにフィルタを追加します。

  • 大文字小文字を問わずリソース名の一部でフィルタするには 部分名 または !部分名 を使います。

  • 他のタグを含めるにはそれぞれのタグ名を [タグ名] のように角括弧でくくるか、除外する場合は ![タグ名] と入力します。

  • プリセット名に大文字小文字含めて一致させる場合は "プリセット名" か、除外する場合は !"Preset name" と入力します。

グループやブラシをタグに保存するのに手っ取り早い方法は:

  1. 緑のプラスアイコンを mouseleft して新しいタグを作ります。ブラシプリセットドッカーの中身が空になります。

  2. ブラシ設定エディタブラシプリセット ドッカー一番下の リソースフィルタ を使いグループにしたいものを入力します。例えば: フィルタボックスに Pencil と入力すると名前のどこかに Pencil が付いたすべてのブラシプリセットを得られます。これで鉛筆に関連するブラシプリセットをまとめて一か所にできます。

  3. 最後に 保存 ボタン(リソースフィルタ ボックスの右にある小さいディスクのアイコン)をクリックするか Enter を押せばすべてのものが新しく作ったタグに保存されます。

これで"デジタル鉛筆セット"を開けて作業に取り掛かりたいときはいつでもプルダウンメニューから Pencils を選択するだけです。リソースフィルタは Krita の他の部分でも使えるので探してみてください!

リソースズーム

スウォッチやブラシとパターンといったリソースのサムネイルが小さいと感じたら大きく作るか ズームイン することができます。リソース選択はすべてズームインやアウトすることができ、マウスホバーして Ctrl + mousescroll ショートカットを使います。

リソースの管理

上でも述べたとおり Krita には柔軟なリソース管理システムがあります。バージョン 2.9 から上で述べた多くのリソースを Krita 内で作るZIP書庫ファイルを使って共有することができます。

設定のリソース管理画面もアーティストが簡単にバンドルファイルを準備できるように改修されました。リソース管理画面に行くには 設定 ‣ リソースを管理... メニューを使います。

../_images/Manageresources.png

バンドルのインポート

バンドルをインポートするにはダイアログ右側の上にある バンドルをインポート ボタンをクリックします。選択されていなければ .bundle ファイル形式を選択し、ダウンロードしたバンドルがあるフォルダを開いて、ファイルを選択し 開く をクリックします。バンドルがインポートされると アクティブなバンドル セクションに表示されます。もしバンドルが必要でなく一時的に無効化するには、選択して矢印ボタンをクリックし、アクティブでない 方に移動させます。

自分自身のバンドルを作る

選んだリソースから自分自身のバンドルを作ることができます。バンドルを作成 をクリックすれば、下に示すダイアログボックスが開きます。

../_images/Creating-bundle.png

左手の場所には制作者名、ウェブサイト、メール、バンドルアイコンといったバンドルに関する情報を埋めていきます。右手側には利用できるリソースが一覧になっています。上のドロップダウンからバンドルに追加したいリソースのタイプを選びリソースを選択して矢印ボタンをクリックすることでバンドルに追加していきます。

警告

バンドルに追加するそれぞれの paintOp プリセットにブラシで使うブラシ形状を追加しておくのを忘れないでください。ブラシ形状がなければこのバンドルから読み込まれたブラシプリセットのサムネイルはテクスチャがないことを示す'X'マークになります。ブラシプリセットも同じではありません。

すべてのリソースを追加し終わったら 保存 ボタンをクリックしてバンドルを作り、バンドルは指定された場所に保存されます。そしてこのバンドルを他のアーティストと共有したり他のワークステーションで読み込むことができます。

バックアップファイルの削除

Krita でプリセットを削除しても、Krita は実際にはプリセットを物理的に削除しているわけではありません。ブラックリストに追加して次回 Krita を起動してもこのリストにあるものは読み込まれないだけです。このリストにあるブラシを削除するには バックアップファイルを削除 をクリックします。

インポートしたバンドルの削除

インポートしたバンドルを完全に削除したい場合には リソースを管理 ダイアログの リソースフォルダを開く ボタンをクリックします。これでファイルマネージャ / エクスプローラーでリソースフォルダが開きます。バンドルフォルダに入りもう必要ないバンドルファイルを削除します。次回 Krita を起動するとバンドルと関連付けられたリソースは読み込まれません。