数式入力

数式入力ボックスとしても知られます。数字が入力できる場所に簡単な計算を Krita にさせることができます。スピンボックスの数字を選択するか、スライダーを右クリックすることで数字入力にさせます。単位換算はまだできませんが、導入予定にはあります。

関数一覧

加算 (演算子: + )

数字を足し算します。使い方: 50+100 出力: 150

減算 (演算子: - )

最初の数から最後の数を引き算します。使い方: 50-100 出力: 50

乗算 (演算子: * )

数を掛け算します。使い方: 50*100 出力: 5000

除算 (演算子: / )

数を割り算します。使い方: 50/100 出力: 0.5

べき乗 (演算子: ^ )

後の数を最初の数の指数にして結果を計算します。使い方: 2^8 出力: 256

正弦 (演算子: sin() )

角度の正弦を求めます。使い方: sin(50) 出力: 0.76

余弦 (演算子: cos() )

角度の余弦を求めます。使い方: cos(50) 出力: 0.64

正接 (演算子: tan() )

角度の正接を求めます。使い方: tan(50) 出力: 1.19

逆正弦 (演算子: asin() )

正弦関数の逆で、引数に等しい角度を求めます。使い方: asin(0.76) 出力: 50

逆余弦 (演算子: acos() )

余弦関数の逆で、引数に等しい角度を求めます。使い方: acos(0.64) 出力: 50

逆正接 (演算子: atan() )

正接関数の逆で、引数に等しい角度を求めます。使い方: atan(1.19) 出力: 50

絶対値 (演算子: abs() )

負を除いた数を返します。使い方: abs(75-100) 出力: 25

べき乗 (演算子: exp() )

eを指数として使う値を返します。使い方: exp(1) 出力: 2.7183

自然対数 (演算子: ln() )

exp()と逆の意味を持つ、自然対数を返します。使い方: ln(2) 出力: 0.6931

次のものはサポートされてはいますがバグが含まれています:

常用対数 (演算子: log10() )

値の対数を返します。使い方: log10(50) 出力: 0.64

演算子の並び

演算子の並びは数学表現の解釈通りで世界的に通じています。演算子の読みはこのとおりになります:

2+3*4

2+3 = 5 してから、5*4 =20 とも読めます。または 3*4 = 12 から 2+12 = 14 とも言えます。

演算子自体の順は指数、乗算、加算、減算です。なので最初に掛け算をし、それから加算をして、上の答えは14になり、このように Krita は上記演算子を解釈します。

括弧を使うことで特定の演算子を優先でき、上の計算で20を得るには次のようにします:

( 2+3 )*4

そのように Krita は括弧を解釈するためこの場合20の結果が得られます。

エラー

時々、結果が赤くなることがあります。これはミスをして Krita が数式を解析できないということです。入力ボックスをクリックしてもう一度やり直してください。