切り抜きツール¶

切り抜きツールは画像やレイヤーを切り抜く際に使用します。始めるには切り抜きツールを選びキャンバス全体を選択するために一度だけクリックします。こうすることでうっかりキャンバス表示外の部分を間違って切り抜くことがなくなります。それから下にある方法で切り抜きを進めていきます。切り抜きを確定させるには Enter キーを押すか、ツールのオプションドッカーにある切り取りボタンを使います。

基本的に切り抜きツールは画像やレイヤーの一部分を四角く囲い、その内側にあるもののみを残すことができます。より柔軟で正確にできるいくつかの方法はあります。

左にある二つの数字はそれぞれ切り抜くフレームの左と上の正確な位置になっています。右にある数字は上から順に: 幅、高さとアスペクト比です。チェックボックスを選択するとどれでも1つをロックして場所や比率を失うことなく他方の2つを操作することができます。

中央

切り抜きエリアの中心を維持します。

膨らます

画像境界よりも外側を切り抜きできるようにします。

適用する

バージョン 5.0 で変更.

切り抜きの適用を画像全体か一部のみかを選択できます:

画像: キャンバス、画像全体、全レイヤーとフレームが切り抜かれます。
キャンバス: キャンバスのみ切り抜き、レイヤーとフレームは残されます。
レイヤー: 現在のレイヤーとそのアニメーションフレームのみを切り抜きます。
フレーム: 現在のアニメーションフレームのみを切り抜きます。

準備ができたら、切り取りボタンを押せば画像に切り抜きが適用されます。

装飾

構成を考えやすいように画面を分ける線が表示されます。例えば三分割法にあるような線を表示することもできます。

継続切り抜き¶

画像を切り抜き、直後に再度同じことをしようとすると、Krita は以前した切り抜きを記憶することができます。これが 継続切り抜き です。Esc キーを押してキャンセルすれば新しい切り抜きになります。