ペイントレイヤー¶
ペイントレイヤーは Krita といったデジタルペイントや画像処理ソフトで最もよく使われるレイヤーの種類です。Photoshop や GIMP でレイヤーを使ったことがあるなら、もう既に慣れていることでしょう。端的に言うと、ペイントレイヤー、またはピクセル、ビットマップ、ラスターレイヤーはビットマップ画像(色のついたたくさの点で構成される画像)です。
ペイントレイヤーは塗り、汚し、ゆがませなど多くの効果を適用することができます。最も柔軟に使えるレイヤーです。しかしペイントレイヤーは拡大するのが上手くない(ピクセル状になる)上、既に適用された効果を編集することもできません。
この二つの弱点に対応するために、デジタルアーティストは通常高いピクセル毎インチ(PPI)数で作業をします。細部まで描き込まれたキャンバスが 400 から 600PPI であることは珍しくありません。適用された効果が編集できないことに対処するため、フィルタ、透過、変形マスクといった非破壊レイヤーの優位性を使うのが一番です。
キャンバスに十分な解像度/サイズがあり、以前作成した効果を再編集する必要がない場合は、通常はペイントレイヤーを使うのが良いでしょう。レイヤードッカーの 新しいレイヤー アイコンをクリックすればペイントレイヤーが得られます。もちろん、新しいレイヤー のドロップダウンメニューから異なる種類のレイヤーを選ぶこともできます。
新しいペイントレイヤーに割り当てられたホットキーは Ins キーです。