ファイルレイヤー

ファイルレイヤーはドキュメント外のファイルへの参照です: 参照されるドキュメントが更新されたらファイルレイヤーも更新されます。Krita に追加したら元のファイルをコンピュータ上から削除しないでください。元の画像を削除するとファイルレイヤーも動かなくなります。Krita が元のファイルを見つけられなければ、どこにあるかを尋ねます。ファイルレイヤーでアニメーションを表示することはできません。Krita はファイルの場所を .kra からの相対パスで記憶します。もし .kra ファイルのみを移動させた場合も、ファイルレイヤーは動かなくなります。

ファイルレイヤーには次の拡大縮小オプションがあります:

拡大縮小なし

最大ピクセルサイズでファイルレイヤーをインポートします。

画像に合わせて拡大縮小

キャンバス境界にピッタリ収まるようにファイルレイヤーを拡大縮小します。

画像の解像度に合わせる

インポートされたレイヤーと画像が異なる解像度である場合、ファイルレイヤーの解像度を変えて拡大縮小します。言い換えると、300dpi の A4 画像に 600dpi の A4 画像をインポートすれば、ファイルレイヤーは 300dpi にピッタリ合うように拡大縮小します。色塗りレイヤーより線画レイヤーの方を高解像度にすることが好まれる漫画に便利です。

Scaling Filter

Here you can set the scaling filter. Most of the time, you will want to use Bicubic. However when working with pixel art, it is more useful to use Nearest Neighbour which doesn't try to mix colors.

バージョン 5.2 で追加.

現在ファイルレイヤーには何も描くことができません。もしファイルレイヤーを変形したい場合、変形マスクを適用して使う必要があります。

レイヤードッカーではファイルレイヤーのみに、隣に小さいフォルダアイコンがあります。それを押すと Krita で参照するファイルがまだ開かれていない場合に開きます。プロパティではファイルレイヤーの参照先を別のファイルにすることができます。

右クリックして 変換 ‣ ファイルレイヤーへ をすることでどのレイヤーでもファイルレイヤーにすることができます。ファイルの場所を尋ねる保存画面が開き、完了すると既存のレイヤーをそのファイルで置き換えます。