ベクターグラフィック

Krita4.0ではベクターツールに大きな変更がありました。ここがベクターツールについて説明するページです:

ベクターグラフィックって何?

Krita は第一にはラスターグラフィック編集ツールで、多くの編集は画像を構成するラスターのピクセルの値を変更することです。

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対照にベクターグラフィックは形を表現する数学を使います。数式を使うので、ベクターグラフィックはどんなサイズにも拡大縮小できます。

ラスターグラフィックは編集が容易な一方で、ベクターグラフィックはロゴとバナーに向いていて、精密さを求めるデザインに使われる傾向があります。

形を作るツール

ベクターグラフィックを作るにはまずベクターレイヤーを作るところから始めます(レイヤードッカーの + ボタン隣にある矢印を押してレイヤータイプを表示させます)。それから、フリーハンドやダイナミック、マルチブラシツール以外のすべての描画ツールを使ってシェイプを描くことができます。

折れ線とベジェ曲線ツールが動的な形を作ることができ、ベクターレイヤーで最も使うツールです。

他方で 楕円矩形 ツールは特別な形を描くことができ、編集してパイの形にも、シンプルな丸の形にもなります。

カリグラフィーとテキストツールもまたベクターです。カリグラフィーツールはブラシストロークに似たストロークを生み出し、テキストツールは後から編集できるテキストオブジェクトを作ります。

これらすべては現在のブラシサイズでストロークの太さが決まり、現在の描画色と背景色も使用します。

ベクターを構成する最後のものは: ベクター画像 ツールです。シンボルとして SVG ファイルに定義されたシェイプを追加します。他のツールと違い、これ自身のフィルとストロークがあります。

シェイプを整理する

ベクターレイヤーにはそれ自身のシェイプの重ね順があり、画像にレイヤーの重ね順があるのと同様です。つまりシェイプはほかのシェイプの前に出させることができます。これは整列ドッカーか、ベジェ曲線選択 ツールを使って編集できます。

整列ドッカーはシェイプをグループにしたりグループ解除できます。また厳密に整列させることができ、例えば中央に並べたり、全シェイプに間隔を開けさせることだってできます。

シェイプを編集する

ベクターシェイプの編集は ベジェ曲線選択 ツールと 形状編集 ツールで行います。

ベジェ曲線選択 ツールはベクターシェイプを選択、(mouseright 経由で)グループ化、グループ解除、(mouseright 経由で)他のシェイプから論理演算を使って組み合わせや減算、上や下に動かし、または簡単に変形するのに使うことができます。

フィル

選択してアクティブな描画色を変えることでシェイプのフィルを変更することができます。

また ベジェ曲線選択 ツールオプションの フィル タブからも変更することができます。

ベクターシェイプは単色、グラデーションやパターンでフィルすることができます。

ストローク

ストロークについてもフィルと同じです。

しかしさらに変更することができます。例えば、線にダッシュやマーカーを追加することができます。

調整

シェイプは シェイプ選択 ツールで動かすことができ、ツールのオプションで厳密な座標を指定することができます。

ノードの編集と特別なパラメータ

シェイプを選択したら、ダブルクリックし正しいツールで編集することができます。たいていこれは 形状編集 ツールで、テキストは テキスト ツールです。

形状編集 ツールでは、通常のパスはキャンバス上でノードを動かすことができます。矩形や楕円といった特殊なパスは、ノードを動かすのに加え ツールのオプション ドッカーで特別なパラメーターを編集することができます。

他のプログラムと一緒に作業する

Krita 4.0 がもたらした大きなものの一つに ODG から SVG への移行にあります。これは私たちが普通に開くことができる SVG を Krita が KRA ファイルの中に保存することです。SVG は最もポピュラーなベクターファイル形式であるためこれは重要です。

Inkscape

Krita から Inkscape にベクターをコピー/ペーストでき、またその逆も可能です。SVG 1.1機能しかサポートしていないので、メッシュグラデーションがうまく持ってこれなくても驚かないでください。